何も続かない日記

何かを続けるために書いています。

パチンコと金曜日

金曜日は仕事が終わった後にパチンコに行く。もはや習慣化しているので、特に行きたくなくてもやることがなくて行ってしまう。

二ヶ月ぐらい前までは月曜日だろうがおかまいなしに、週5回以上はパチンコ屋に通っていたので、それに比べるとだいぶ頻度は減った。

自分は1円パチンコというレートの低いパチンコを打っているので、負けても比較的少ない金額で済む。その代わり勝った時のリターンも少ない。

1パチを打っている人間は、金がないのに打ちたい衝動を抑えきれない人が多いと思っているので、逆に不健全な感じがする。もっと大きな金でギャンブルをやっている方が金銭感覚がおかしくなるようなイメージがあるけど、1パチを打っていると少ない勝ち額をどうにか守り抜きたいというケチくさい考え方になってくるので、パチンコ以外のことにできるだけお金を使いたくなくなる。どちらがいいのかはわからない。多分やらないのが一番いい。

金曜の終業時間が近づいてくるともうウキウキで、あれがやりたいこれもやりたいと楽しくなってくるけど、いざ帰って時間を持て余してみると、何からやっていいのかわからなくなることがよくある。物事に優先順位をつけていないからなのか頭がとっ散らかっていて、結局ボーっと何もせずに気づいたら深夜になっていることが多い。

あんなに楽しみだった金曜日の夜が、あまりにも空虚なものに思えてくる。金曜日の夜すら虚しくあるなら、自分は何のために生きているんだろう。土日は結局月曜を迎えるための休息日でしかないのに、月曜日から金曜日は土日を楽しく過ごす代償としての苦痛でしかない。だとしたら自分の人生の中心は何になるんだろう。

依存する相手がいたとき、精神が少しは楽になっていた気がするけど、結局自分以外のものが自分に対して干渉できる度合いというのは限られていて、本当に嫌なことがあったときに、他の誰かや何かのおかげで心から救われることは絶対になくて、結局は自分で解決するか、時間の経過で忘れることにしか救いはない。

何かへ依存することで安心を感じるときって、そもそもその依存先がなくても安定している状態で、単にプラスアルファで満足感を得られているだけのような気がする。本当に荒んでいるときは、どんなに好きな人も好きな作品も好きな景色も全部クソに見える。