またどうしようもない週末を過ごした。ルーンファクトリー3スペシャルというゲームを2日間で多分25時間ぐらいやっていた。
オンラインであろうと他人の存在を認識するだけで心に負荷がかかるので、ネット上で人と対戦するゲームは苦手だ。感情の振れ幅がとてつもなく大きいので、多分チャットで煽られたりするだけで死ぬほど効いてしまうし、ボイスチャットで直に暴言なんて吐かれようもんなら二度とマウスを握れなくなると思う。
その点一人で気楽にできるゲームは現実逃避にもなるし楽しいけど、あまりに現実から隔絶された空間に自分を閉じ込め続けていると不安になってくる。この空想の世界はつらい現実からの逃げ場所だから大丈夫だと自分にいくら言い聞かせても、結局は現実の世界を楽しめないと人生に意味がないという当たり前で残酷な事実が頭から消えない。
対人系のゲームは多分人との繋がりを感じられる分、実在の人生に生きているという感覚が損なわれにくいんだと思う。完全に一人で誰とも共有せずにプレイするゲームは、生身の人間との関わりを一切感じられないので、現実とは完璧に遮断された場所に浸っているという感覚がある。
ネット上ですら人と関わるのが怖くて面倒くさいと思うのに、いざ人との関わりを断ってみるとそれはそれで不安になるの、だるすぎる。
夜中に人がほとんどいない街を歩いていて、まだ明かりのついている建物を見つけると心が安らぐことがある。そういうとき、一人になりたかったはずなのに一人じゃないことに安心している自分に気づいて絶望する。
お前が嫌だって言うからこういう人生を歩んできたのにって意味もなく8年前の自分に悪態をつきたくなる。過去の自分以外にこの感情の矛先がないので。自分のこれまでの人生になんの意味もなかったことを心の底から認めてしまうのが一番怖い。
過去を振り返るなとか、人と比べてうだうだするなとか、どんなことも前向きに捉えろとか、何にでも楽しみを見出そうとか、人生の価値観を見つけようとか、君たちはどう生きるかとか、そんなん簡単にできたら悩んでねえよって思う。こんな人間だから一生変わらないんだとも思う。
考えることが多すぎてめんどくさい。一つの確固たる指針を、決めてくれ誰か。