何も続かない日記

何かを続けるために書いています。

今年を振り返る(7~12月)

・7月

HSPについての本を何冊か読んでいた。自分がHSPであることはわかったが、その上でどういう方針で生きていくかというところまでは深堀りできていない。受け入れて生きていきたいという気持ちもあるし、HSPであることを盾にしたくないという気持ちもある。まあこの2つは相反するものでもないので、上手にバランスを取りながら生きていければいいかなと思う。それがむずいんだけど。

ジブリの最新作を見に行った。主人公が石で頭を殴るシーンの感情がよく分からなくて、そこからついていけなくなった記憶がある。

 

・8月

当初の予定ではこのぐらいの時期に今の仕事を辞めるつもりでいたが、辞めた後どうするかについての考えが一切深まらず、結局は大したモチベーションもないままダラダラと続けてしまっていた。

行かなければいけないと言う理由だけで仕事に行く日々が、何の目標もないままパチンコとアルバイトだけに明け暮れていた日々と何ら変わらないような気がして焦っていた。まともな職にさえ就ければ自分は変われると信じ切っていたので、なおさら。

 

・9月

8月に引き続き、停滞した日々を過ごす。仕事を言われるがまま、言われたことだけをこなす。パワプロを購入し、栄冠ナインというモードにハマった。そういうものに身を窶すことで人生の停滞感について考えないようにしていた。

 

・10月

『書く習慣』という本を読んだことがきっかけでブログを書き始めた。この代り映えのしない日常になにか変化をもたらしたいというただそれだけのことだったが、自分の抱えている思いを人に打ち明けているような感覚になれるので、始めて良かったかなと思う。

ネット上ですら対人恐怖症になりかけていて、SNSはおろかYoutubeのコメントすら怖くて打てないような状態(これは今もそうだが)だったので、当初は自分の文章が衆目にさらされることにかなりの抵抗があったが、そんなに多くの人が見ているわけでもなく否定的な反応が来るわけでもないので、2回投稿した辺りからそういう不安はなくなった。

 

・11月

人のブログを結構読んでいた。人にすぐ影響されてしまうので、ブログを読んでいてこれいいな~と思った他人の行動パターンを自分の生活にすかさず取り入れるのだが、結局それが生活に馴染むまでに飽きてしまう、みたいなことを繰り返している。

人の生活を見るのが好きなんだと思う。好きというか、興味がある。それは多分自分の生活に自信がなく、正解がわからないから。だけど自分からあまりにもかけ離れた生活を目にすると委縮したり、自己嫌悪に陥ったりもするから面倒くさい。

 

・12月

ブログや日記がやや日常の中に溶け込んできたことで、再び日々の停滞を感じ始めている。仕事は夏頃に比べると前向きに取り組めるようになってきたが、来年中には辞めたいという気持ちがある。ただ辞めた後のプランは相変わらず何も考えていない。洋画を頻繁に見始めた。本を最近あまり読めていないので、読まなくてはいけない。

 

大体こんなもんか。疲れた。適当過ぎて振り返りになっているのかすらわからない。

一応色々考えてきた一年だったが、人生でやりたいことは未だ見つからない。そういうものを見つけたくて色々始めてみたはずが、ただ闇雲に手を出しているだけでその目的から遠ざかっている気すらする。

そして他人は相変わらず羨ましい。人の生活、文章、考え方。どんなものでも自分より遥かに良いものに見える。他人が絶望の中でひねり出したのであろう言葉ですら、そんなに悪いものじゃないように見えてしまう。それはその絶望が、当事者の感じているままのサイズで伝わってくることが決してないから。ということは反対に自分の心の叫びだって、あるがままの姿で人に伝わることはないのだろう。そう思うと少し寂しくなるが、仕方のないことなのかもしれない。結局はその距離感の中で上手に言葉を汲み取り合っていくしかない。

来年は一人暮らしがしたい。カメラも始めてみたいし、サーカスも見に行きたい。細々とした願望はたくさん見つかるが、自分がどういう人生を送りたいかは一向に見えてこない。