何も続かない日記

何かを続けるために書いています。

不揃い

毎日毎日同じことをしている。仕事、パチンコ、ゲーム、仕事、パチンコ、ゲーム、仕事。

ゲームの中だと何もかもに好奇心旺盛になり、マップ中をくまなく探索したくなる。現実世界ではまるで逆だ。新しいもの、知らないものに触れたいと一切思えない。仕事が終わるとパチンコに行き、パチンコが終わるとゲームをし、ゲームが終わると眠るだけ。このルーティーンを崩してまでやりたいことなど何一つない。それなのに、繰り返せば繰り返すほどこのルーティーンが嫌いになるという謎。

今日は久しぶりにウキウキしながら服を買いに行ったが、2着ほど試着してみたところでどうでもよくなり店を出た。すれちがう人たちと比べて、鏡に映る自分があまりにも不揃いに見えたからだ。髪型も顔も服もズボンも靴もカバンも、それぞれの要素自体は別におかしくなくても、一つの集合体としてはあまりにもまとまりがなく、あまりにもいびつだった。

少なくとも街行く人の中にはそういう不揃いな人はいなかった。みんながみんなそれぞれのピースをきちんと当てはめて歩いていた。自分だけが間違ったピースを穴に無理矢理ねじ込んだような状態で生きている気がした。居心地が悪くなって足早にいつものパチンコ屋へ駆け込んだ。パチンコ屋は不揃いでも気にせずいられる唯一の場所なのだ。