何も続かない日記

何かを続けるために書いています。

そこそこな休日にできた1日の記録

昼の12時に起床。この時点で今日もカスみたいな休日になるんだろうなと消極的な予想を立てる。とりあえずいつも通り母親の作ったラーメンを食う。

 

昼飯を食い終わってから昨日読み終わった小説の感想を書いた。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』という作品で、映画化するとかなんとかで最近話題になっていたのと、Kindle Unlimitedに入っていたので数日前からちょこちょこ読んでいた。主人公が中学生の女の子だったのであまり感情移入ができなかったというか、入り込めなかった。女性が主人公の作品は小説やアニメだと感情移入しづらい。自分にとっての性別という要素が、自意識の中でかなりのウェイトを占めていることに改めて気づく。特にそれが悪いとは思わない。各々が各々の性別の意識を持っていればいいし、その大きさもそれぞれであればいい。そして感情移入できなくても良い作品はいっぱいある。

戦時下にタイムスリップした主人公の女の子が日本軍を応援する国民に対して「まるでオリンピックか何かを観戦して日本代表を応援している現代人みたい」と評する一文が一番心に残った。戦争とスポーツ、その意義や健全さはまるで正反対だけれど、帰属意識に従って自国民を応援する態度というのは確かに似通っているのかもしれないと思った。もし自分の国がどこかの国と戦争をし始めたとしたら、戦争なんて一刻も早く終わってほしいと思いつつも、自国軍を応援する気持ちも芽生えるのかもしれない。戦争が終わってほしいという願いは、自国の勝利が前提に置かれたものである可能性は高い。というよりは、身の安全?

 

およそ10分ぐらいで感想を書いた後(13時半ぐらい)、ベッドで横になりうだうだする。Youtubeを見る。ASMRを流しながら寝ようとして、家の前の公園で遊ぶ子どもの声がうるさくて寝れなかったりを繰り返す。

 

15時半ぐらいにベッドから出る。このままではまずいと思い、とりあえずコーヒーを淹れる。コーヒーを飲みながら一袋330kcalぐらいのピーナッツチョコレートをムシャムシャ食べる。『明日ちゃんのセーラー服』の6話を見る。この字面いつ見ても「あしたちゃん」と読んでしまう。このアニメは悪い人間が一人もいないので優しい気持ちになれるが、女子中学生の身体的部分をやけに艶めかしく見せている描写が多くて、そんなシーンがなくても良い内容なのにな、と思う。世間には強い拒否反応を起こす人も少なくないだろうなと、いちいち無意識に他人の反応を気にしている自分がいて、嫌になる。よそはよそ、うちはうちやろが。自分の意見をちゃんと見つけ出して大切にしてあげないと自信を持って生きていけないと思うので、気を付ける。

 

このまま一歩も外に出ないまま一日を終えてしまうといつもとなんら変わらない休日だと思い直し、17時ぐらいに近くの公園へ向かうことにした。自転車で15分ぐらいの距離。自分の行動パターンが著しく少ないせいで、そんな距離の場所ですら生まれてから一度も行ったことがなかった。ゼルダのマップで言うとほとんどが真っ暗な状態。近くにワークマンがあるのも初めて知り、生まれて初めてワークマンに入ってみた。何も買わなかったが、ユニクロよりズボンが安かったので今度買いに来ようと思った。

公園に着いて、しばらく適当に歩いた。木のほとんどが枯れ木だったので、もう数週間早く来ていれば割と良い景色が見れたんじゃないかと思うと、少し残念だった。ほぼ等間隔に並んでいる枯れ木が自然のものというよりも、薄暮れも相まってなにか不気味な人工物のように見えた。木々というものが豊かな自然として評価されるためには、そこに葉やらが生い茂っている必要があるのだなと思った。少なくとも自分にはそう思えた。なんとなくかわいそうになったので、枯れ木の写真を2枚撮った。備忘録として以外の用途で写真を撮ったのはいつ以来だろうとふと思った。

20分ぐらいかけてなんとなく公園を一周し、寒すぎたので家に帰ることにした。外出したことで活力が湧いたのか、2週間ぶりにジムに行って運動するなどもした。腹筋と胸筋のマシンを適当にと、あと30分ぐらいのランニング。帰ってきて晩飯。その後、1時間半ぐらいYoutubeを見漁る。

 

結局Youtubeが多くの割合を占めていたが、それでもいくつか意識的に行動したことで精神的に落ちることはあまりなかったので、自分にしてはそれなりに良い休日だったと思う。

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