何も続かない日記

何かを続けるために書いています。

イヤホンを外せない

メンタルがよくない。夕方まではそうでもなかったけど、夜から急激に落ちてきた。

何が原因だろう。阪神が負けたからか、風邪気味だからか、1日家に閉じこもっていたからか、Youtubeを見すぎたせいか。

Youtubeを見すぎた日の精神状態は本当によくない。絶対に減らさないといけない。Youtubeというのは自分の人生にとって何のプラスにもならない気すらする。

家ではイヤホンをしていることが多い。イヤホンをつけていると無意識にYoutubeを見てしまうので、一日でイヤホンをつけている時間が長ければ長いほどその日のメンタルは悪くなる。なのでできるだけ外した状態で過ごせればいいけど、イヤホンを外すことに毎回すごく抵抗を感じる。

服を着替えるとき、顔を洗うとき、風呂を掃除するとき、絶対にイヤホンがない方がやりやすいのはわかっているのに、そのちょっとした時間でさえ外すのをためらってしまう。何も聞こえないのに、イヤホンをしながらドライヤーで髪の毛を乾かしている。

イヤホンを外すことになんの不安があるんだろう。聴覚的に密閉された別個の空間にいるような感覚があって、そこに居続けることに居心地の良さを覚えてしまっているんだろうか。

イヤホンをつけながらダラダラしていて何のやる気も起こらないとき、イヤホンを外すと少しではあるが生命力が回復する感じがする。イヤホンの世界は快楽が満たされる分、じわじわとバイタリティが削られているっぽい。

そもそもイヤホンをつける行為自体が人間の身体にマッチしていないのか。塞ぐ為にあいているわけじゃないもんな、耳穴。塞いでいい穴なんて人間の身体に存在しないんじゃないか。鼻の穴に差して良い匂いが嗅げるような器具って世の中にもうあるんだろうか。あったとしても流行らないか、見た目がダサすぎて。どんなに顔が整っている人でも鼻にティッシュ一つ詰め込むだけで間抜けに見えるし。

移動中のイヤホンはあまり気にならない。大体の人がつけているし、なんとなく健全に思える。でも外して歩いているときの方が色んな感覚が研ぎ澄まされている気がするので、メンタルを高めるなら外した方がいいかなと思うけど、音楽を聞きたい自分もいて、いつも迷う。別に家で聞けばいい話だが、わざわざ家で身構えて音楽を聞こうという気にあんまりならない。

音楽とか本とかアニメとか映画とかもそうだけど、定期的に摂取していないと感性がない人間になりそうで不安になる。逆に、Youtubeに対してはそういう感覚はない。なんでだろう。コンテンツにこめられている感性の大きさが違うからかな。こんなこと言ったらYoutuberに失礼か。嘘です。