何も続かない日記

何かを続けるために書いています。

発熱

体調を崩して仕事を休んだ。珍しく熱が出ている。最後に発熱したのがいつだったか定かではないぐらい発熱とは無縁の人間だったので、ついに連続無熱記録を途絶えさせた自分に失望しつつも、しばらく熱を出したことのない人間としてのプレッシャーをもう手放していいのだという安心感もある。

中学生まではよく発熱していて、そのたびに食欲が一切なくなっていたことを覚えている。なのでこれまでも体調が悪いな、これは熱だろうかと感じても「食欲がある=熱はない」という根拠のない公式(公のものではないので私式とでも言うのだろうか)を思い浮かべて安心していた。実際そういうときに体温を計測しても発熱はしていなかったので、この私式に一定の信頼を置いて生きてきたけれど、今現在発熱はしつつも食欲は減退していないので、この私式はもはや私的な式ですらなく何の意味も持たない文字の羅列に成り下がってしまった。いや、一度の矛盾でそこまで格下げするのは酷か。公式は矛盾が決して許されないが、私式ならばその限りではないだろう。

何を言っているのかよく分からなくなってきたけど、今のところはこんな文章を書けるぐらいには元気だ。仕事を休んだことにやや罪悪感を感じるものの、これはあの空間で単調な仕事をしていないからこその気力だろうと言い聞かせる。

家に会った2リットルのアクエリアスをガブ飲みしている。本当はポカリスエット派だが仕方ない。朝の8時頃にネットで病院を予約したが未だ自分の順番は遥か先で、寝ることもできず暇だ。関節が痛い。主に膝と足首と腰。頭を振った時に右側が少しズキンと痛む。喉もやや痛く、たまに咳が出る。顔が少し熱い。でもまあそれぐらい。久しぶりにコンビニ飯でも食べようかなと思い、真っ先に蒙古タンメンが思い浮かんだが流石にやめた方がいいだろう。「発熱 コンビニ 飯」で検索してもそそられるものが一切出てこない。当たり前か。今日一日どうやって過ごそうかと、すこしワクワクしている。