何も続かない日記

何かを続けるために書いています。

早起き(10時)

今日は朝10時に起きた。休日の午前中のうちに起床できたのはいつぶりだろうか。多くの文章がそう言っているように朝に起きるだけで得した気分になれるし、一日が長く感じられてワクワクする。確かにそうだ。でもそれは夜更かしにだって同じことが言える。早起きの専売特許ではない。

午前中に整骨院へ行ってきた。そもそも朝に起きれたのはその予定が入っていたからだ。首と肩の痛みが気になっていたので初めて足を運んでみたが、病院の診察室とは違うオープンさに少々面食らった。一つの大部屋に仕切りもない状態でベッドが複数並べられており、ベッドに寝転ぶ患者の間を縫うように数人の柔道整復師が右往左往しながら施術を行っている。会話も丸聞こえだ。

診察を受ける。骨盤と姿勢が歪んでいるため、頭の重さを支える首や肩に過度に負担がかかっている状態らしい。小学生の頃の習い事で姿勢が良いとよく褒められていたので、そのことだけをたよりに自分は姿勢が良いのだと思い込んでいたが、認識を改めなければいけなかった。

ベッドに寝かせられ施術を受ける。仰向けになったり横になったり膝を立てられたりする。マッサージが少し痛いが、最初に「痛くないですか」と聞かれたときに反射的に「大丈夫です」と答えてしまったので今更言い出せず、痛みに耐える時間が続いた。

すぐ隣のベッドに別の患者が寝転がっている。自分とその患者がお互いに横を向いてしまうと目があって気まずいな~とか思っていたら、ちょうどそうなるタイミングでその患者との間に衝立が運ばれてきた。目が合わないようにするための配慮なのだろうか。

整骨院での施術が終わり、近所にあるものの訪れたことのないラーメン屋へ行った。麺の量を聞かれたので「普通で」と答えると「200~300gで選んでください」と言われ、すぐには答えられなかった。数字を実際の感覚に落とし込むのが苦手だ。特に量、重さ、広さを数字から想像するのが難しい。普段食べているラーメンが何gかもわからないのでとりあえず200gにした。結果的に少し物足りなかったけど、食事は少し物足りないぐらいが一番幸せだと思う。

腹ごなしにパチンコへ行き(未だに週1回ぐらいは惰性で通っている)3000円負けて、喫茶店でウインナーコーヒーを飲みながら本を読み、一度家に帰ってダラダラと過ごし、予約していた散髪屋に行った。いつもと同じ理容師にいつもと同じ髪型にしてもらう。鏡にうつる自分の顔の左右非対称性がいつもなんとなく気持ち悪く感じる。中学生か高校生ぐらいまでは人間の顔の構造は完璧な左右対称であると本気で思い込んでいたので、非対称であることを未だに脳が受け入れられないみたいだ。

散髪が終わり、何を血迷ったかもう一度パチンコへ行って5000円勝ち(トータル2000円勝ち)、中華料理屋で麻婆豆腐定食を食べ(850円)、ダラダラと自転車(最近名前をつけた)で帰路についた。

結果的に普段と変わらず何をしていたのかよくわからない1日だったが、朝から活動していたおかげで普段よりは前向きに過ごせたような気がする。やはり早起きは夜更かしよりも強い。ただ残念なことに今はもう夜中の3時30分を回ったところなので、明日の起床時間はおそらく昼の12時をゆうに越えるだろう。できるだけ絶望に飲み込まれないよう過ごしたいと思う。